筑後川沿いの 地震かな?赤土が見えてる土台 ズレてる のし瓦
前回と同じく、Ⅿ町の棟取り換え現場についてになります!
まず、あらかじめ棟芯に取り付けていたステンレス製の強力棟金具に(防災のし積みの高さに合わせた)250㎜に切ったボルトをねじ込んで150㎜の幅でなんばん漆喰で土台を作っていきます。土台を作ったら両脇に白しっくいを塗っていきます。
塗り終わったら防災のしを乗せていきます。防災のし瓦とは、瓦の横揺れを防いでくれ、地震などにとても強くなります。2段目からは普通の、のし瓦を積んでいくのでボルトの位置に穴をあけセメントを詰めて防災仕様にしてセメントをはさみ乗せて行きます。
のし瓦を乗せ終わったらボルトに30×45㎜の木材をとうし始めに屋根下地から止めてあった金具ボルトにナットでしめ付けて、棟木(木材)
を固定させていきます。
次に丸瓦を乗せて行く作業になります。丸瓦は元の丸瓦を使用するとの事だったのですが、元の丸瓦はコーキングで固定されていました。なのでまずは、コーキングを瓦からカッターで取り外す作業から行いました。その古いコーキングをとった丸瓦に新たなコーキングを今度は外から見えない所そして強度を保ち劣化し難い所に付けながら棟に乗せて行きます。
乗せ終わったら、丸瓦にドリルで2か所ずつ穴をあけてビスで固定して行きます。最後に鬼瓦をしっくいでまいて瓦の上の木くずや瓦くず、家の周りを掃除して工事終了です!今回の施工現場のように全面ふせ替えではなく、一部だけの修理も承っています!お気軽にお電話ください!
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